小海線が開通する前の八ヶ嶽の地図を入手しました。

こんにちは、八ヶ岳コモンズです。

先日、ヤフオクにて八ヶ岳(八ヶ嶽)の古い地図を入手しました。残念ながら地図の部分だけを切り取ったもののようで、地図の作成年月等の情報はわかりませんが、それでも「小海線(南線)」がまだ開通する前、小荒間までが印刷されており、その先が鉛筆で書き加えられている様子がわかります。

基本的に当時の横書きの漢字は、右から左に読みます。

八ヶ嶽

中央線が開通しており、小淵沢から小海線になる大きくカーブしているルートがわかります。小荒間から先が、鉛筆で加筆されており、清里駅の場所には駅の四角が描かれています。

清里村には、現在の国道141号線が[佐久往還]、さらに南佐久あたりでは同じく国道141号線が[佐久甲州街道]と表記されています。

清里周辺

年代的には、中央線が開通(明治37年1904年)し、小海線(南線)が開通(昭和8年1933年)する前の地図。しかも小海線が当初の予定である[富士見駅]からではなく[小淵沢駅]から出て大きくカーブしているルートが描かれているので、小海線のルートが確定した後の地図と思われますので、昭和初期の地図と思われます。

現物は、八ヶ岳コモンズの「八ヶ岳清里資料館」にて展示予定です。

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